【12月27日 AFP】日本ラグビーフットボール協会(Japan Rugby Football UnionJRFU)は26日、日本代表の新ヘッドコーチ(HC)に、元オーストラリア代表(ワラビーズ)HCのエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)氏が就任すると発表した。

 2003年ラグビーW杯でワラビーズを決勝まで導き、南アフリカ代表(スプリングボクス)のテクニカルアドバイザーとして臨んだ2007年W杯大会では、スプリングボクスの大会制覇に貢献しているジョーンズ氏の任期は、2012年4月から約4年間となる。

 ジョン・カーワン(John Kirwan)氏の後任となるジョーンズ氏は「日本人選手に適したプレースタイルを構築すれば、スコットランドやウェールズのようなチームに勝つこともできると思います。2015年のW杯までに30人から40人を招集し、彼らに日本のスタイルを浸透させたい」と語った。

 日本人の妻を持つジョーンズ氏は、2009年からジャパンラグビートップリーグのサントリー・サンゴリアス(Suntory Sungoliath)のゼネラルマネージャーを務め、2010-11シーズンにリーグ2位、第48回日本ラグビーフットボール選手権大会では優勝を飾った。(c)AFP