韓国、違法漁船取り締まりを強化 特殊部隊出身者の投入も
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【12月27日 AFP】韓国政府は26日、今月初めに海洋警察官が違法操業の中国漁船の船長に刺されて死亡した事件を受け、軍の特殊部隊を投入を含む新たな取り締まり強化方針を発表した。新方針では、これまでの指針を簡素化して、取締官が命の危険を感じた場合に、いつでも銃器を使用できるようにした。
事件は、12日に黄海(Yellow Sea)の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた中国漁船を取り締まっていた韓国海洋警察官1人が、この漁船の船長にガラス片で刺されて死亡したもので、別の警察官1人も負傷した。
事件をうけ、韓国の国務総理室は違法漁船の取り締まり強化の一環として、2012~15年の間に9324億ウォン(約635億円)を投じて軍装備を強化する方針を発表。これには軍の特殊部隊出身者から191人を新たに募り、現在342人の海上特殊機動隊を増強する策も含まれる。
また黄海をパトロールする高速巡視船18隻を、より高速で大型のものに置き換え、数も27隻まで増やす計画だ。
韓国当局によると、韓国の排他的経済水域で今年の4~5月と10~12月、最高3000隻の中国漁船が日常的に違法操業していた。2010年に拿捕された中国漁船は年間370隻だったが、今年は、すでに約475隻がこれまでに拿捕されている。
中国の違法操業漁船は、韓国側が停止を求めると船員たちが金属パイプやナイフを手に反撃してくるという。ほかにも、海洋警察官が乗り込めないよう船体同士をつなぎ合わせて集団逃走する例もある。(c)AFP
事件は、12日に黄海(Yellow Sea)の排他的経済水域(EEZ)で違法操業していた中国漁船を取り締まっていた韓国海洋警察官1人が、この漁船の船長にガラス片で刺されて死亡したもので、別の警察官1人も負傷した。
事件をうけ、韓国の国務総理室は違法漁船の取り締まり強化の一環として、2012~15年の間に9324億ウォン(約635億円)を投じて軍装備を強化する方針を発表。これには軍の特殊部隊出身者から191人を新たに募り、現在342人の海上特殊機動隊を増強する策も含まれる。
また黄海をパトロールする高速巡視船18隻を、より高速で大型のものに置き換え、数も27隻まで増やす計画だ。
韓国当局によると、韓国の排他的経済水域で今年の4~5月と10~12月、最高3000隻の中国漁船が日常的に違法操業していた。2010年に拿捕された中国漁船は年間370隻だったが、今年は、すでに約475隻がこれまでに拿捕されている。
中国の違法操業漁船は、韓国側が停止を求めると船員たちが金属パイプやナイフを手に反撃してくるという。ほかにも、海洋警察官が乗り込めないよう船体同士をつなぎ合わせて集団逃走する例もある。(c)AFP