【12月26日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、84)は25日、恒例のクリスマスの祝福メッセージで、飢餓や洪水、紛争などに苦しむ人びとのために祈りをささげた。

 バチカンのサンピエトロ大聖堂(St. Peter's Basilica)のバルコニーから集まった巡礼者数千人を前にメッセージを読み上げた法王は、「大地を血に染める多くの紛争に引き裂かれた世界に、神の恵みがあるように」と述べ、政府による市民弾圧が続くシリアで流血と暴力が終わるよう祈願した。

 法王のメッセージは、反戦と和解への支持を強調し、特にキリスト教の聖地のあるパレスチナとイスラエルの問題や、アフリカ大湖沼地域、南スーダンなどに言及。また、エジプトやリビアなど中東・北アフリカで進む民主化の動きについては、「社会のあらゆる層の人々が公共の利益を求める熱意が報われた」と述べた。(c)AFP/Dario Thuburn