【12月22日 AFP】インターネット検索最大手の米グーグル(Google)は20日、米カリフォルニア(California)州の太陽光発電所建設プロジェクトに投資すると発表し、クリーンエネルギー支援を強化する姿勢を打ち出した。

 グーグルが投資するプロジェクトは、シャープ(Sharp)子会社の米太陽光発電リカレント・エナジー(Recurrent Energy)がカリフォルニア州の州都サクラメント(Sacramento)近郊で建設を進める発電所建設で、事業規模は9億1500万ドル(約715億円)。グーグルは9400万ドル(約75億円)を投資するという。

 このプロジェクトでまかなわれる電力需要は、1万3000世帯以上とみられる。グーグルは約1万世帯へのソーラーパネル設置費用を支援する基金にも参加している。

 グーグルはこれまでにソーラー住宅普及プロジェクトなどに投資しているが、米電力網に供給する大規模な太陽光発電所への投資は今回が初めて。(c)AFP

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