【12月21日 AFP】イングランドサッカー協会(Football Association、FA)は20日、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のパトリス・エヴラ(Patrice Evra)に人種差別発言をしたとして、リバプール(Liverpool FC)のルイス・スアレス(Luis Suarez)に8試合の出場停止処分を下した。

 10月15日にアンフィールド(Anfield)で行われたリバプールとマンチェスター・ユナイテッドの試合で、スアレスはエヴラに対して人種差別発言を行ったとの疑惑が持たれていた。

 リバプールとの試合後、エヴラはフランスのテレビ局カナル・プリュス(Canal Plus)の番組で、「彼は人種差別発言を10回以上も繰り返し、私を挑発しようとした。大騒ぎはしたくないが、このような発言は許されない。とても期待外れで心を乱された出来事だった」と語っている。

 FAは1か月にわたる調査の結果、スアレスがエヴラに侮辱発言を行ったことが確認されたとして、8試合の出場停止処分と4万ポンド(約490万円)の罰金を科した。スアレスが上訴すれば、結論が確定するまで処分執行は保留される。

 FAの決定を受けてリバプールは「処分に失望している。スアレスがいかなる人種差別行為を行っていないと強く信じている」と声明を発表している。(c)AFP