「思考読む機械」まもなく登場か、IBMの近未来予測
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【12月20日 AFP】米IBMは19日、社会のトレンドや調査にもとづいて2017年までに実現が期待される革新技術の年次予測「IBM 5 in 5」を発表した。機械が人の考えを読み、目の前にいる相手を認識するという近未来像が示された。
この中でIBMは、コンピューターやスマートフォン(多機能携帯電話)などの機器と脳をつなげる方法が研究されていると説明し、電話をかけようと考えるだけで電話をかけたり、コンピューター画面上のカーソルを動かそうと思うだけでカーソルを動かしたりする例を示した。
またパスワードを入力するのではなく、網膜スキャンや顔認識、声認識などの生物的特徴が個人識別の主流になるだろうと予測し、ATM(現金自動預払機)の前で自分の名前を言ったり、小さなセンサーをのぞき込んで網膜を認識させたりして安全に現金を引き出せるようになるかもしれないという。
さらに、歩行や自転車、あるいは自宅の水道管を流れる水の流れなどで発電する技術もでき、携帯電話による情報のアクセスはもっと容易になり、「持つ者と持たざる者」との間のデジタルディバイド(情報格差)が縮小するだろうと予測している。(c)AFP
この中でIBMは、コンピューターやスマートフォン(多機能携帯電話)などの機器と脳をつなげる方法が研究されていると説明し、電話をかけようと考えるだけで電話をかけたり、コンピューター画面上のカーソルを動かそうと思うだけでカーソルを動かしたりする例を示した。
またパスワードを入力するのではなく、網膜スキャンや顔認識、声認識などの生物的特徴が個人識別の主流になるだろうと予測し、ATM(現金自動預払機)の前で自分の名前を言ったり、小さなセンサーをのぞき込んで網膜を認識させたりして安全に現金を引き出せるようになるかもしれないという。
さらに、歩行や自転車、あるいは自宅の水道管を流れる水の流れなどで発電する技術もでき、携帯電話による情報のアクセスはもっと容易になり、「持つ者と持たざる者」との間のデジタルディバイド(情報格差)が縮小するだろうと予測している。(c)AFP