24年振りのW杯制覇を遂げたオールブラックス
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【12月20日 AFP】2011年ラグビーW杯ニュージーランド大会(Rugby World Cup 2011)でオールブラックス(ニュージーランド代表)は、24年にわたる苦痛を葬り去るにふさわしい優勝を飾った。
主将のリッチー・マッコウ(Richie McCaw)やグレアム・ヘンリー(Graham Henry)ヘッドコーチ(HC)ら実力派に先導されたオールブラックスだったが、優勝までの道のりは平坦なものではなかった。
オールブラックスは大会序盤にフライハーフのダン・カーター(Dan Carter)が戦線離脱すると、2番手のコリン・スレイド(Colin Slade)も後を追うように離脱。決勝では3番手のアーロン・クルーデン(Aaron Cruden)までもけがに見舞われたが、代わって出場したスティーブン・ドナルド(Stephen Donald)がペナルティーキックを決めてフランスを8-7で下し、1987年に自国で開催されたW杯以来となる2度目の優勝を飾った。
オールブラックスの成功は、地元住民の大会を受け入れるという精神によってもたらされた。大会組織委員会は、ニュージーランドの人口を引き合いに出して、「400万人のスタジアム」を公言していたが、住民たちがその約束を果たした。
一方、決勝トーナメント進出の8カ国の顔ぶれが予想通りのものになったことで、全48試合を行う必要性に疑問が噴出した。多くの新興国が1次リーグ初戦では善戦したものの、実際に勝利を挙げることは無かった。
大きな影響をもたらしたのは不公平な試合日程が組まれたことで多くの弱小国が中4日で試合をこなすのに対し、強豪国の日程は約1週間程度空いていたことだったが、強豪国側も2015年ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)では中3日での試合も辞さないという態度を示している。
決勝で敗れたフランスは、歯に衣着せぬ物言いのマーク・リーヴルモン(Marc Lievremont)HCが選手を批判して、チームの空中分解の噂が広まるなど、ピッチ上では不完全なチーム状態を呈し、一次リーグではニュージーランドとトンガに敗れたものの、トンガ戦でのボーナスポイントにより決勝トーナメントに進出を決めた。
そのフランスに準々決勝で敗れたイングランドは、選手が飲酒して騒動を起こしピッチ外の話題で新聞紙面をにぎわせた。敗退により、マーティン・ジョンソン(Martin Johnson)HCが退任し、シックスネイションズ(Six Nations Rugby 2012)に向けスチュアート・ランカスター(Stuart Lancaster)新HCが就任した。また、同代表のフライハーフ、ジョニー・ウィルキンソン(Jonny Wilkinson)が代表からの引退を表明している。
国際ラグビー評議会(The International Rugby Board、IRB)は、2011年の年間最優秀選手として、W杯決勝戦の最優秀選手(Man of the Match、MOM)にも選ばれたフランス代表主将のティエリ・デュソトワール(Thierry Dusautoir)を選出、年間最優秀チームにオールブラックスを選出し、W杯後に辞任を発表したヘンリー氏が年間最優秀HCに選ばれた。(c)AFP/Luke Phillips
主将のリッチー・マッコウ(Richie McCaw)やグレアム・ヘンリー(Graham Henry)ヘッドコーチ(HC)ら実力派に先導されたオールブラックスだったが、優勝までの道のりは平坦なものではなかった。
オールブラックスは大会序盤にフライハーフのダン・カーター(Dan Carter)が戦線離脱すると、2番手のコリン・スレイド(Colin Slade)も後を追うように離脱。決勝では3番手のアーロン・クルーデン(Aaron Cruden)までもけがに見舞われたが、代わって出場したスティーブン・ドナルド(Stephen Donald)がペナルティーキックを決めてフランスを8-7で下し、1987年に自国で開催されたW杯以来となる2度目の優勝を飾った。
オールブラックスの成功は、地元住民の大会を受け入れるという精神によってもたらされた。大会組織委員会は、ニュージーランドの人口を引き合いに出して、「400万人のスタジアム」を公言していたが、住民たちがその約束を果たした。
一方、決勝トーナメント進出の8カ国の顔ぶれが予想通りのものになったことで、全48試合を行う必要性に疑問が噴出した。多くの新興国が1次リーグ初戦では善戦したものの、実際に勝利を挙げることは無かった。
大きな影響をもたらしたのは不公平な試合日程が組まれたことで多くの弱小国が中4日で試合をこなすのに対し、強豪国の日程は約1週間程度空いていたことだったが、強豪国側も2015年ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)では中3日での試合も辞さないという態度を示している。
決勝で敗れたフランスは、歯に衣着せぬ物言いのマーク・リーヴルモン(Marc Lievremont)HCが選手を批判して、チームの空中分解の噂が広まるなど、ピッチ上では不完全なチーム状態を呈し、一次リーグではニュージーランドとトンガに敗れたものの、トンガ戦でのボーナスポイントにより決勝トーナメントに進出を決めた。
そのフランスに準々決勝で敗れたイングランドは、選手が飲酒して騒動を起こしピッチ外の話題で新聞紙面をにぎわせた。敗退により、マーティン・ジョンソン(Martin Johnson)HCが退任し、シックスネイションズ(Six Nations Rugby 2012)に向けスチュアート・ランカスター(Stuart Lancaster)新HCが就任した。また、同代表のフライハーフ、ジョニー・ウィルキンソン(Jonny Wilkinson)が代表からの引退を表明している。
国際ラグビー評議会(The International Rugby Board、IRB)は、2011年の年間最優秀選手として、W杯決勝戦の最優秀選手(Man of the Match、MOM)にも選ばれたフランス代表主将のティエリ・デュソトワール(Thierry Dusautoir)を選出、年間最優秀チームにオールブラックスを選出し、W杯後に辞任を発表したヘンリー氏が年間最優秀HCに選ばれた。(c)AFP/Luke Phillips