【12月13日 AFP】11-12イタリア・セリエAは12日、第15節の1試合が行われ、ユベントス(Juventus)はASローマ(AS Roma)と1-1で引き分けた。

 ローマはメンバーの選考が厳しい中、ダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)がガブリエル・エインセ(Gabriel Heinze)とセンターバックでコンビを組み、出場停止のボージャン・クルキッチ(Bojan Krkic)に代わってフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)が先発メンバーに復帰した。

 そのローマは前半5分、左サイドのトッティからクロスを受けたデ・ロッシのボレーが弱々しくゴール方向に向かうと、これをゴール前にいたユベントスのアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)が空振りし、ボールはそのままゴールに転がり込んでローマが先制した。

 その後はユベントスの攻勢が続き、後半16分にはマルセロ・エスティガリビア(Marcelo Estigarribia)のミスキックにすばやく反応したジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)が頭で反応して同点とした。

 しかし、ローマはエリク・ラメラ(Erik Lamela)がペナルティーエリア内でビダルのファウルを受けペナルティーキック(PK)を得て勝ち越しのチャンスを手にしたものの、トッティのシュートをイタリア代表でチームメイトだったユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が完璧にセーブし、試合はそのまま終了した。

 今季のリーグ戦無敗を守ったユベントスは、ウディネーゼ(Udinese)と勝ち点30で並んだものの得失点差で首位の座を守った。(c)AFP/Barnaby Chesterman