【12月12日 AFP】米ヒューレット・パッカード(Hewlett-PackardHP)は9日、携帯端末向けOS「webOS」をオープンソースとして公開すると発表した。サポートはHPが続けるが、開発者が無料で自由に利用できるようになる。

 HPは2010年、米携帯情報機器メーカーのパーム(Palm)を12億ドル(約930億円)で買収した際、パームが開発したwebOSの権利も入手していた。 

 一方、8月に製造中止を発表したwebOS搭載型のスマートフォンとタブレット端末については、メグ・ホイットマン(Meg Whitman)CEOがIT系ブログ、テッククランチ(TechCrunch)とのインタビューで、恐らく2013年にwebOS搭載型タブレット端末を発売する可能性が高いと述べ、方針転換を示唆。マイクロソフト(Microsoft)のWindowsを搭載したタブレットに「大きく賭けている」と語った。

 HPは8月18日、販売不振を理由にwebOS搭載タブレット端末「タッチパッド(TouchPad)」の生産中止を発売からわずか7週間で発表。その後、エントリーモデルを399ドルから99ドルへ大幅値下げしたことで販売が伸びると、最後にもう1回だけ追加生産する計画を表明した。

 市場調査会社NPD Groupの前月の発表によれば、タッチパッドは米アップル(Apple)の「iPad」に次いで今年1~10月に全米で2番目によく売れたタブレットコンピューターだった。(c)AFP