【12月12日 AFP】11-12フランス・リーグ1は10日と11日に第17節の試合が各地で行われ、リール(Lille OSC)はディジョン(Dijon FCO)に2-0で勝利した。

 リールは前半16分にムサ・ソウ(Moussa Sow)が今季6点目となる先制点を挙げると、後半13分にはエデン・アザール(Eden Hazard)が2点目を追加して勝利を収め、リーグ3位に浮上するとともに、欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)敗退の苦い記憶を払拭した。

 チャンピオンズリーグのグループリーグ第6節でディナモ・ザグレブ(Dinamo Zagreb)に7-1と大勝したばかりのオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は、同試合大会史上最速のハットトリックを達成したバフェタンビ・ゴミス(Bafetimbi Gomis)のアシストからアレクサンドレ・ラカゼッテ(Alexandre Lacazette)がゴールを決め、これを守り抜きリールに勝ち点差2と迫った。

 一方、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)はソショー(FC Sochaux)と対戦し、前半18分にケヴィン・ガメイロ(Kevin Gameiro)が決めた今季9得点目のゴールで1-0と勝利し、バランシエンヌ(Valenciennes FC)に0-1で敗れた首位モンペリエ(Montpellier HSC)と勝ち点で並んだ。

 第8節以降負けなしの首位モンペリエだったが、0-0で迎えた後半1分、バランシエンヌのダヴィ・デュクルティウ(David Ducourtioux)が蹴ったフリーキック(FK)をゴールキーパー(GK)のジェオフレ・ジュルドラン(Geoffrey Jourdren)がこぼし、これをフエド・カディル(Foued Kadir)に押し込まれ、敗戦を喫した。

 また、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)はボルドー(FC Girondins de Bordeaux)と0-0で引き分けている。(c)AFP