【12月22日 MODE PRESS】鳥居ユキ(YUKI TORII)がデザイナー50周年を迎えた。これを記念して10月、通算100回目となるファッションショー「50th Milestone」がTOKYO DOME CITY HALLで開かれ、各界の豪華ゲストたちが祝福に駆けつけた。

 ショーの前半では、「人生をエンジョイする」をテーマに、「ユキトリイ インターナショナル(YUKI TORII INTERNATIONAL)」の12年春夏プレタポルテ・コレクションを発表した。トリコロールのボーダーが爽やかなマリンルックやデニム風プリントの軽やかなコート、涼しげなかわいい花柄ワンピースなど、楽しい色づかいとプリントが観客を楽しませた。

後半では、鳥居と親交の深い著名人をモデルに起用したスペシャル・オートクチュールコレクションをお披露目した。女優の岩下志麻(Shima Iwashita)や加賀まりこ(Mariko Kaga)、タレントの芳村真理(Mari Yoshimura)、歌手のジュディ・オング(Judy Ongg)、木の実ナナ(Nana Kinomi)が、エメラルドグリーンやスカーレットレッドのイブニングドレスに身を包み、華麗なキャットウォークを披露した。

 フィナーレでは、俳優・高橋克典(Katsunori Takahashi)のエスコートのもと、鳥居本人が感無量の表情でステージに登場。キラキラ輝くゴールドの紙吹雪と客席を埋め尽くした約2000人の観客たちによる割れんばかりの大きな拍手が50年という鳥居の功績を賞賛しているかのようだった。(c)MODE PRESS

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