【12月4日 AFP】11-12イタリア・セリエAは3日、第14節の2試合が行われ、ウディネーゼ(Udinese)が1-0でインテル(Inter Milan)に勝利した。

 後半38分にマウリシオ・イスラ(Mauricio Isla)がこの試合唯一の得点を挙げたウディネーゼは、2日のジェノア(Genoa CFC)戦に2-0で勝利し、首位に立ったACミラン(AC Milan)と勝ち点で並んだ。

 今季開幕から好調なウディネーゼに敗れ、インテルのリーグ戦での連勝は2で止まっている。

 この試合では、試合終了間近に両チームへペナルティーキック(PK)が与えられ、それぞれ1人ずつが退場となった。

 インテルは、主将のハビエル・サネッティ(Javier Zanetti)が自陣エリア内でクワドォー・アサモア(Kwadwo Asamoah)に対しファウルを犯し、PKを献上すると、この試合2枚目のイエローカードで退場処分を受けた。しかし、アントニオ・ディ・ナターレ(Antonio Di Natale)が蹴ったこのPKを、GKジュリオ・セザール(Julio Cesar)がセーブし、ウディネーゼは追加点につなげることができなかった。

 すると、その数分後に今度はウディネーゼのダミアーノ・フェッロネッティ(Damiano Ferronetti)が自陣のゴール前でインテルのディエゴ・ミリート(Diego Milito)にファウルしてPKの判定が下ったが、キッカーを務めたインテルのジャンパオロ・パッツィーニ(Giampaolo Pazzini)が軸足を滑らせて、シュートは大きく枠を外れた。その後、執拗に抗議を続けたフェッロネッティが2枚目のイエローを受け、結果両チームともに10人で試合を終えた。

 同日行われた試合では、ナポリ(SSC Napoli)がレッチェ(US Lecce)に4-2で勝利している。(c)AFP/Barnaby Chesterman