【11月28日 AFP】全米小売業協会(National Retail FederationNRF)は27日、米年末商戦の幕開けとなる感謝祭明けの週末の売上が、前年比16%増の524億ドル(約4兆円)に達したと発表した。

 NRFの調査によると、週末の店舗とウェブサイトの買い物客は2億2600万人に上り、1人当たりの平均支出額は前年の365ドル34セントより多い398ドル62セント(約3万1000円)になった。

 また、米調査会社コムスコア(comScore)によると、感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」の1日間にオンラインショップを訪問した人数は前年より35%増え、5000万人に上った。売上総額は前年比26%増の8億1600万ドル(約634億円)だった。

 訪問者数が最も多かったのは米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)で、小売大手ウォルマート(Wal-Mart)のウェブサイト、家電量販チェーン大手ベストバイ(Best Buy)、ディスカウントストア大手ターゲット(Target)、アップル(Apple)が続いた。

 例年オンラインショップがセールをする「サイバーマンデー(Cyber Monday)」の28日も、好調が続くとみられている。(c)AFP/Marc Jourdier

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