【11月27日 AFP】11-12ドイツ・ブンデスリーガ1部は26日、第14節の試合が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)がシャルケ04(Schalke 04)を2-0で下し、リーグ首位に立った。

 ドルトムントは、前半16分にロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が自身リーグ9得点目となるゴールで先制点を挙げると、後半16分にはフェリピ・サンターナ(Felipe Augusto Santana)が追加点を決め、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク・ スタジアム(Signal Iduna Park stadium)では2007年以降では初となるシャルケ戦での白星を手にし、139度目のルールダービーを制した。

 同スタジアムでは、両クラブのサポーター同士の乱闘が発生、当局はこれを警棒と催涙スプレーにより鎮圧し、28人が逮捕された。ドイツのスポーツ通信社SID(Sport-Informations-Dienst)は、逮捕者は更に増えると見込みと伝えている。

 一方、23日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2011-12(UEFA Champions League 2011-12)でチェルシー(Chelsea)に2-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は、ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)と3-3で引き分けた。

 また、最下位のFCアウクスブルク(FC Augsburg)は、後半20分にダニエル・ブリンクマン(Daniel Brinkmann)の今季初ゴールで先制すると、後半ロスタイムにはエドモンド・カプラニ(Edmond Kapllani)が追加点を挙げて、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)に2-0で勝利した。
 
 その他の試合では、ニュルンベルク(Nuremberg)がカイザースラウテルン(FC Kaiserslautern)に1-0で勝利し、1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)はSCフライブルク(SC Freiburg)に1-1で引き分けている。(c)AFP/Ryland James