【11月15日 AFP】ホンダ(Honda Motor)と日産自動車(Nissan Motor)は14日、洪水被害により操業を停止していたタイ工場での生産を部分的に再開したと発表した。

 ホンダの現地法人タイ・ホンダ・マニュファクチャリング(Thai Honda Manufacturing)は、首都バンコク(Bangkok)郊外のラットクラバン(Ladkrabang)工場で「オートバイと汎用製品の製造を部分的に再開した」と発表した。同社は、部品供給に支障を来たしたため、前月6日に汎用製品、前月11日にオートバイの製造を中止していた。

 なお、前月4日から操業を停止しているアユタヤ(Ayutthaya)の自動車工場では、依然として水位が2メートルもあるため、再開のめどは立っていないという。

 一方、日産は、部品不足で前月25日から操業を停止していたバンコク南部のサムットプラカーン(Samut Prakan)工場での生産を、限定的に再開したと発表した。

 トヨタ自動車(Toyota Motor)は前週、前月10日から操業停止中のタイの3つの工場を21日に再開すると発表している。

 三菱自動車(Mitsubishi Motors)も、部品工場の洪水被害のため前月13日から操業を停止しているタイ東部のレムチャバン(Laem Chabang)工場を14日に再開すると発表していた。

 アナリストらは、東日本大震災で大打撃を受けた自動車生産を回復させる各社の努力は、タイの洪水被害により後退を余儀なくされるだろうと見ている。(c)AFP