「がん誤診で胃の80%摘出された」、豪男性が提訴
このニュースをシェア
【11月14日 AFP】オーストラリアの男性が、がんと診断されて7回の化学療法を受け、さらに胃の80%を摘出された後に誤診だったことが判明したとして、検査を行った保健当局を相手取り損害賠償を求める訴えを起こした。
ニューサウスウェールズ(New South Wales)州最高裁に訴えを起こしたグラハム・ロード(Graham Lord)氏(59)は、胃酸が逆流する症状に苦しみ、2009年に生体検査を受けた。そして生体の一部で進行性胃がんが見つかったと告げられ、7回の化学療法を受けた後、2010年1月に胃の大半を摘出した。結果、ロード氏の体重は20キロ減り、座った状態で食事をとることができなくなった。
だが、手術後の細胞検査ではがんの痕跡がみられず、シドニー(Sydney)のロイヤル・ノースショア(Royal North Shore)病院の医師は、地域の病理検査室で行った最初の生体検査が誤診だったことをロード氏に告げた。
■「あまりの衝撃にぼうぜんと」
ロード氏は、豪日曜紙サンデー・テレグラフ(Sunday Telegraph)に「がんが無かったことを聞いたときは、あまりに衝撃でぼうぜんとした。信じられなかった。いまでも心底、怒っている」と語った。
ロード氏の弁護士、アンナ・ウォルシュ(Anna Walsh)氏によるとロード氏は、誤診をし、化学療法を行ったセントラルコースト保健地区(Central Coast Health District)当局を相手取る訴訟を、ニューサウスウェールズ州最高裁に起こした。
ウォルシュ弁護士は豪ABCラジオに対し「病院側に責任を認めさせ、身体の損傷に対する補償を支払わせるというかたちでの謝罪を求めていくことになる」と語った。「栄養摂取に関する問題があるので治療を継続する必要があるとともに、ロード氏がこの悲惨な出来事を乗り越えるために心理学的カウンセリングを行う必要もある」とウォルシュ弁護士は付け加えた。(c)AFP
ニューサウスウェールズ(New South Wales)州最高裁に訴えを起こしたグラハム・ロード(Graham Lord)氏(59)は、胃酸が逆流する症状に苦しみ、2009年に生体検査を受けた。そして生体の一部で進行性胃がんが見つかったと告げられ、7回の化学療法を受けた後、2010年1月に胃の大半を摘出した。結果、ロード氏の体重は20キロ減り、座った状態で食事をとることができなくなった。
だが、手術後の細胞検査ではがんの痕跡がみられず、シドニー(Sydney)のロイヤル・ノースショア(Royal North Shore)病院の医師は、地域の病理検査室で行った最初の生体検査が誤診だったことをロード氏に告げた。
■「あまりの衝撃にぼうぜんと」
ロード氏は、豪日曜紙サンデー・テレグラフ(Sunday Telegraph)に「がんが無かったことを聞いたときは、あまりに衝撃でぼうぜんとした。信じられなかった。いまでも心底、怒っている」と語った。
ロード氏の弁護士、アンナ・ウォルシュ(Anna Walsh)氏によるとロード氏は、誤診をし、化学療法を行ったセントラルコースト保健地区(Central Coast Health District)当局を相手取る訴訟を、ニューサウスウェールズ州最高裁に起こした。
ウォルシュ弁護士は豪ABCラジオに対し「病院側に責任を認めさせ、身体の損傷に対する補償を支払わせるというかたちでの謝罪を求めていくことになる」と語った。「栄養摂取に関する問題があるので治療を継続する必要があるとともに、ロード氏がこの悲惨な出来事を乗り越えるために心理学的カウンセリングを行う必要もある」とウォルシュ弁護士は付け加えた。(c)AFP