【11月12日 AFP】イタリア上院は11日、債務危機の回避を目指した財政健全化法案を賛成多数で可決した。法案は12日に下院も通過し、成立する見通しだ。

 シルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相が同法案成立後に辞職する意向を表明し、イタリアの政局は混迷している。欧州金融安定化基金(EFSF)のクラウス・レグリング(Klaus Regling)最高経営責任者(CEO)は「市場に安心感を与えるのにイタリアにはあまり多くの時間はない」と述べ、機能する政府を早急に実現することが必要との認識を示した。

 法案が最終的に承認され、ベルルスコーニ首相が辞任すれば、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領は速やかに、マリオ・モンティ(Mario Monti)元欧州委員を新首相に指名するとみられている。(c)AFP/Dario Thuburn

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