【11月11日 AFP】スーダン軍が10日、南スーダン北部の難民キャンプを空爆し、地元ユニティ(Unity)州パリアン(Pariang)郡当局によると12人が死亡、20人以上が負傷した。

 空爆の数時間前、南スーダンのサルバ・キール(Salva Kiir)大統領は、南部の油田を狙って戦争の口実を探しているとスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領を非難していた。

 パリアン郡当局のミアベク・ラング(Miabek Lang)氏によると、空爆があったのは10日午後2時45分(日本時間午後8時45分)ごろ。スーダンに編入され南北の係争地となっている南コルドファン(South Kordofan)州から逃れてきた先住民族ヌバ(Nuba)人の難民や、南北国境地帯のJauからの国内避難民らが村人とともに暮らすYida村が狙われ、死傷者が出たという。

 南スーダン軍の報道官によると、Yida村のほか、上ナイル(Upper Nile)州マレンジ(Marenji)も同日、スーダン軍の空爆を受けた。上ナイル州にも南コルドファンから逃げてきた民間人が数千人あまりいるという。

 南北スーダンの油田は南コルドファン、ユニティ、上ナイルの3州にまたがって存在するが、75%が南側に集中していることから、7月の南部の独立で北部スーダン政府は経済的に厳しい状況に陥っている。10日には南コルドファンでも南への帰属を求めるスーダン人民解放運動(SPLM)系の民兵をスーダン軍が攻撃。産油3州全てでスーダン軍の攻撃があった。(c)AFP/Hannah McNeish

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