【11月9日 AFP】財政再建法案を成立させた後に辞任する意向を表明しているイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)首相が、9日付の伊紙スタンパ(La Stampa)に掲載されたインタビューで、11月末までに辞任し、次の選挙に出馬する意志もないと語った。

 ベルルスコーニ首相は「改革案が(議会で)承認され次第、わたしは辞任する・・・一連の流れは今月末までに完了するだろう」と語り、「わたしは解放された気分だ」と付け加えた。

 同首相は、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領には解散・総選挙をして欲しいと述べたが、辞任後の政局の行方は国家元首であるナポリターノ大統領に委ねられる。ベルルスコーニ首相の辞任後は、現在の中道右派連合政権の拡大や挙国一致内閣の樹立、さらには解散・総選挙までさまざまなシナリオが考えられる。

 ベルルスコーニ首相は、新たな多数派の形が見えていないので来年2月初めごろに総選挙になるのではないかとの見方を示し、同首相が率いる与党・自由国民(PdL)幹部で前法相のアンジェリノ・アルファノ(Angelino Alfano)氏が自身に代わる首相候補になる可能性があると述べた。

 今後の身の振り方について質問されたベルルスコーニ首相は、イタリア・サッカー、セリエAの「ACミラン(AC Milan)の会長に戻ると思う」と答えた。(c)AFP