【10月27日 AFP】7月に急死した英歌手エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)さんの死因審問が26日、英ロンドン(London)市内の裁判所で開かれ、死亡時のワインハウスさんの血中アルコール濃度が、同国の飲酒運転に関する法定基準の5倍以上だったことが明らかになった。

 アルコールや薬物の問題を抱えていたワインハウスさんは7月23日、ロンドン市内の自宅で死亡。自宅からは、空になったウォッカのボトルが大小合わせて3本見つかっていた。

 検死官によれば、当時のワインハウスさんの血中アルコール濃度は血液100ミリリットル中416ミリグラム。英国では80ミリグラムを超えると飲酒運転となる。

 ワインハウスさんを診ていた医師も出廷し、死亡する直前のワインハウスさんが数週間断酒した後、再び飲酒に走っていたと証言した。同医師が飲酒について繰り返し警告したにもかかわらず、ワインハウスさんは何事においても自己流を貫き、治療についても独自の考え方を持っていたという。

 父親のミッチ・ワインハウス(Mitch Winehouse)さんも、娘が何度も飲酒をやめようとしたが、医師の指示は受けていなかったと明かしている。

 遺族は審問後、ワインハウスさんに何が起こったのか明らかになり幾分ほっとしているとコメントを出した。(c)AFP/Guy Jackson