【10月25日 Relaxnews】バルト3国のひとつ、エストニアの航空会社エストニアン・エア(Estonian Air)は次週から、実際に旅客機に搭乗しなくても、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用することでポイントを稼げる特典プログラムを世界で初めて開始する。

 ソーシャルメディア上で顧客やファンが、エストニアン・エアについて話題にしたり、搭乗した際の感想やレビューを共有したりするとポイントが獲得できる仕組みで、主にフェイスブック(Facebook)での展開を予定している。またツイッター(Twitter)上で、エストニアン・エアに関する他のユーザーのツイートをリツイート(転送)しても、ポイントが加算される。

 今回のプログラムは、エストニアン・エアの搭乗客や将来利用する可能性のある顧客を引き付けることを狙って企画された。

 最近では、企業のポイント制度は顧客にとってあまり価値がないか、まったく価値がないという結果が示された報告も発表されている。

 今回アドバイスを行ったソーシャル・メディア・コンサルタントのシャシャンク・ニガム(Shashank Nigam)氏は、エストニアン・エアの新たな特典プログラムから得られる経験によって、世界の航空会社の特典プログラム全体の未来像が変わるかもしれないと語っている。(c)Relaxnews/AFPBB News