【10月23日 AFP】リビアの最高指導者だったムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)氏が死亡した経緯を明らかにするよう求める声があがる中、リビアのミスラタ(Misrata)にいる部隊司令官らは22日、カダフィ氏の検視解剖は行わないと語った。

 カダフィ大佐は20日、故郷シルト(Sirte)陥落時に血まみれで拘束されたが、拘束時にはまだ生きていた。そのため、リビアの反カダフィ勢力の連合体「国民評議会(National Transitional CouncilNTC)」のムスタファ・アブドルジャリル(Mustafa Abdel Jalil)議長は、カダフィ氏の死亡した状況について調査を行うと発表していた。

 だが、ミスラタの部隊司令官らは、この調査に検視解剖は含まれないと主張。ミスラタ軍事評議会広報のFathi al-Bashaagha氏は、AFPの取材に「今日も今後も、カダフィ氏の遺体を切開することはない」と述べ、ミスラタの別の部隊司令官2人も同広報の発言を肯定した。

 カダフィ氏の遺体はミスラタの野菜市場の冷凍庫に夜間保管されていたが、22日には再び、集まった群衆の前に公開されていた。(c)AFP/Marc Bastian

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