【10月20日 AFP】仏パリ(Paris)の警視総監が、ポケットに入れていたスマートフォン(多機能携帯電話)を駅のホームでやすやすとスリに盗まれていたことが19日、警察関係者の話で明らかになった。

 警察筋がAFPに語ったところによると、ミシェル・ゴーダン(Michel Gaudin)警視総監は、パリ市内のリヨン駅(Gare de Lyon)で電車に乗ろうとしていた際、嘆願書への署名を集めているという一団に囲まれ、気を取られている隙にポケットからスマートフォンを盗まれてしまった。

 電話には機密情報などは入っていなかったというが、なんとも残念なことにフランスではちょうど、多発する携帯電話の盗難を受けて内務省が盗難防止キャンペーンを展開している真っ最中だった。(c)AFP