全日空機がほぼ背面飛行、原因はスイッチの押し間違い
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【9月29日 AFP】国土交通省は28日、全日本空輸(All Nippon Airways、ANA)の那覇発羽田行きボーイング737-700(乗客乗員117人)が今月6日、静岡県沖で30秒間に1900メートルほど急降下し、「背面飛行」に近い姿勢になるというトラブルを起こしていたことを明らかにした。
原因は、副操縦士がトイレから戻って来た機長のためにコックピットのドアの開閉ボタンを押そうとして、近くにあったコマンドボタンを間違えて押してしまったことだという。
同機は羽田空港に無事着陸したが、このトラブルで乗員2人が軽いけがをし、乗客4人が体の不調を訴えた。
フライトレコーダーによると、機体は右に傾いたあと左に最大で130度以上傾いた。ただし窓の外が暗闇だったため、乗客の多くは機体がほぼ裏返しになったことに気付いていなかったという。
全日空は28日、会見を開いて乗客に謝罪した。(c)AFP
原因は、副操縦士がトイレから戻って来た機長のためにコックピットのドアの開閉ボタンを押そうとして、近くにあったコマンドボタンを間違えて押してしまったことだという。
同機は羽田空港に無事着陸したが、このトラブルで乗員2人が軽いけがをし、乗客4人が体の不調を訴えた。
フライトレコーダーによると、機体は右に傾いたあと左に最大で130度以上傾いた。ただし窓の外が暗闇だったため、乗客の多くは機体がほぼ裏返しになったことに気付いていなかったという。
全日空は28日、会見を開いて乗客に謝罪した。(c)AFP