【9月22日 AFP】トルコ・イスタンブール(Istanbul)のシュクル・サラジオウル・スタジアム(Sukru Saracoglu Stadium)で20日に行われたサッカートルコ1部リーグのフェネルバフチェ(Fenerbahce)とマニサニスポル(Manisaspor)の試合では、男性客の入場が禁じられ、4万人の女性と12歳以下の子どもたちが試合を観戦した。

 7月に行われたフェネルバフチェとシャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)の親善試合で、フェネルバフチェのサポーターが暴動を起こした問題を受け、トルコサッカー連盟(Turkish Football FederationTFF)はクラブ側に非公開で試合を行う処分を科していた。

 しかし、トルコサッカー連盟は「サッカーの美しさと価値を再認識させるため」として、20日に行われた試合での入場禁止を男性客に限った。

 スタンドで観戦した女性記者が「サッカーの歴史に残る」とコメントした試合は1-1の引き分けに終わり、フェネルバフチェがリーグ首位を守った。(c)AFP