【9月19日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のシャルケ04(Schalke04)のクレメンス・テンニース(Clemens Toennies)会長は21日、今シーズンで満了を迎えるラウル・ゴンザレス(Raul Gonzalez)との契約を1年延長する準備ができていると、独紙ビルト(Bild)のインタビューで明らかにした。

 テンニース会長は、「柔軟性を持った素晴らしいプレーを披露する彼と契約を更新しない理由はない。シャルケのカラーに沿ったプレーをするラウルを目撃するのは光栄なことだ。財政上、ラウルとプレーをすることは可能だからね」と話している。

 また、ラウルが自身の起用法に不満を持っていると報じられていることについてテンニース会長は、「我々は素晴らしいファンを持つ偉大なクラブだ。ラウルはお金目当ての選手ではないし、彼の心はいつもシャルケとともにあるんだ」とコメントした。

 プロ通算800試合に出場しているラウルは、2010年7月にスペイン1部リーグのレアル・ マドリード(Real Madrid)からシャルケに移籍し、2010-11シーズンにリーグ戦13得点を含む公式戦19得点の活躍を見せ、欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)ではチームをベスト4に導いた。(c)AFP