【9月11日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2011)は10日、米ニューヨーク市(New York City)のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が決勝に進出した。

 大会第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と対戦したジョコビッチは、6-7、4-6でフェデラーに2セットを連取されたものの、その後は6-3、6-2、7-5と巻き返して逆転し、シーズン開幕からの連勝記録を止められた全仏オープンテニス2011(French Open 2011)準決勝のリベンジを果たした。

 2011年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)を制しているジョコビッチは、今シーズンの通算成績を63勝2敗に伸ばしている。

 一方、前年の同大会決勝でジョコビッチを下し、史上最年少で4大大会全制覇(生涯グランドスラム)を達成したナダルは、大会第4シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)を6-4、6-2、3-6、6-2で下した。

 2008年大会で準優勝しているマレーだったが、期待されていた1936年のフレッド・ペリー(Fred Perry)氏以来となる英国人選手による4大大会(グランドスラム)シングルス制覇はまたしてもお預けとなった。(c)AFP

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