【9月7日 MODE PRESS】デザイナーのヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)の生涯がブロードウェーのミュージカルになるかもしれない。ヴァレンティノが、実現に向け現在交渉していることが明らかになった。

 ヴァレンティノは09年、ドキュメンタリー映画『Valentino: The Last Emperor』を公開。08年の引退前の2年間の生活に密着した映像で、プライベートを公開した。次なる展開として、ミュージカル化を検討しているという。これについてヴァレンティノは「私自身の物語をブロードウェー・ミュージカルにできるか現在検討しているところです」とコメント。

 なお、好評を博した映画については「映画に映し出された私は、まるで独裁者のようでした。監督は、僕とビジネス・パートナーのジャンカルロ・ジャンメッティ(Giancarlo Giammetti)が常にフランス語で口論していることに驚いていました。しかし、上映会後には拍手が鳴り止まず、人々がありのままの姿の私を気に入ってくれたと感じました」とコメント。

 「なかには、私が怒っているシーンもあります。しかし、作品の最初から最後まで、ありのままの私です。人にどう思われようと、自分自身を見せたかったのです」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS

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