【9月7日 AFP】元フランス代表で現在、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)でディレクターを務めるジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏の長男、エンツォ・ジダン(Enzo Zidane)が6日、初めて同クラブのトップチームの練習に参加した。

 ジダン氏のヒーローである元ウルグアイ代表のスター選手、エンツォ・フランチェスコリ(Enzo Francescoli)にちなんで名付けられたエンツォは、普段はユースチームで練習を行っているものの、この日は父ジネディーヌやジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が見守る中、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)やメスト・エジル(Mesut Ozil)らと共に、自身の選手としての価値を披露するチャンスを与えられた。

 フランス生まれのエンツォだが、ここ10年はマドリードで暮らしており、ジダン氏は以前にエンツォ自身が召集された際にフランスとスペインどちらかの国籍を選ぶだろうと語っている。

 2010年には、スペインU16代表チームの監督がすでにエンツォに興味を示していたが、未だに召集されるまでには至っていない。(c)AFP