【9月4日 AFP】南米チリの太平洋沖およそ700キロにあるフアン・フェルナンデス(Juan Fernandez)諸島に向かっていたチリ空軍機が海に墜落し、乗っていた21人全員が即死したと、チリのアンドレス・アラマンド(Andres Allamand)国防相が3日、述べた。

 アラマンド国防相は記者団に「空軍司令官とともに実施した捜索と観察に基づき、墜落の衝撃があまりにも大きかったために乗っていた全員が死亡したと結論づけた」と語った。

 大規模な捜索活動は、2日夜からフアン・フェルナンデス諸島のロビンソン・クルーソー(Robinson Crusoe)島沖合で始まり、これまでに海から機体の破片が発見されていた。

 アラマンド国防相によると、同機は本島への2度の着陸を試みたが失敗し、「その後消息を絶った」。強風により軽量の機体が進路をそれた可能性があるとみられているが、墜落の原因は確定していない。

 同機は、2010年2月のチリ大地震と津波で被災したフアン・フェルナンデス諸島の復興状況の取材に向かっており、チリ国営テレビ(TVN)スタッフらとともに、チリの人気テレビ司会者フェリペ・カミロアガ(Felipe Camiroaga)さんらが乗っていた。(c)AFP