【9月1日 AFP】リビアのムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の次男セイフイスラム(Seif al-Islam Kadhafi)氏は31日、シリアのテレビ局を通じ、首都トリポリ(Tripoli)を制圧した反体制派への抵抗を続けると宣言する音声メッセージを発表した。

 同氏は、父親(カダフィ大佐)は元気で、今も軍隊を指揮していると述べ、「わたしはトリポリ郊外からあなた方に話しかけている。われわれがまだここにいることをリビアの人民に知らしめ、安心させたいがためだ。抵抗は今後も続く。勝利は近い」と続けた。

■三男サーディ氏、投降の意思示す

 一方、反体制派は同日、三男サーディ(Saadi Kadhafi)氏が投降の意思を示してきたことを明らかにした。投降に向けた本人との交渉は30日夜まで行われたという。

 反体制派はまた、カダフィ派のアブデラティ・オベイディ(Abdelati al-Obeidi)外相を拘束したと発表した。

 カダフィ大佐の居場所について、反体制派軍事部門のオマル・ハリリ(Omar Hariri)氏はAFPの取材に、「リビアにとどまっているのは80%確実」と話した。トリポリ南方のバニワリド(Bani Walid)かトリポリ郊外に潜伏している疑いがあるという。

■「リビア支援国会合」開催へ

 パリ(Paris)では1日、ロシアが初めて出席する「リビア支援国会合」が、約60か国により開催される。リビアへの資金援助や警察の訓練、新政権の外交上の承認などが協議される予定だ。(c)AFP/Dominique Soguel