【8月29日 AFP】28日に行われた第13回世界陸上大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)男子100メートル決勝で、失格に終わったジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)が29日、フライングという結果を思い悩むことはないと語った。

 ここ数年の陸上短距離界では不動の王者であるボルトは、フライングを犯して失格となった直後は考える時間が必要と語ったものの、連覇を狙う男子200メートルに気持ちを切り替えている。

 ボルトは「失格で優勝を逃したことことは本当に悔しい。予選を勝ち進むにつれて調子は上がってきていたし、いい結果が出せる気がしていた。でも、過去にこだわっても仕方がない。激励してくれた人々のためにも、4×100メートルリレーや200メートルに集中する」とコメントしている

 一度のフライングで失格となる新ルールは、故意にフライングをして有力選手にプレッシャーをかける行為を防ぐことや、テレビ放送を時間通りに進行させることを目的として2010年1月から施行された。

 しかし、今回のように世界中が注目していたスター選手の失格があった中でも国際陸上競技連盟(International Association of Athletics FederationsIAAF)のスポークスマンは「ルールはルールだ。(世界陸上終了後に開催される)次回の総会でルール改正が議題に上がる予定はない」とコメントしている。(c)AFP/Luke Phillips