【8月16日 AFP】米国史上最も凶悪な殺人犯の1人とされる連続殺人犯テッド・バンディ(Ted Bundy)死刑囚のDNAが12日、米連邦捜査局(FBI)の全米データベースに登録された。

 バンディ死刑囚は、女性36人の殺害を自供した後、1989年に死刑執行された。だが警察は、バンディ死刑囚が他の複数の殺人にも関与していたとみており、同死刑囚の完全なDNAデータが全米データベースに登録されたことで、全米各地の未解決事件の証拠DNAと照合することが可能となった。

 登録されたDNAは、1978年に採取された同死刑囚の血液から取り出された。血液は、フロリダ(Florida)州当局が長らく保管していた。(c)AFP