【8月12日 AFP】中国の国有鉄道車両大手の中国北車(China CNR)は12日、北京(Beijing)~上海(Shanghai)間を運行する高速鉄道の車両54編成に「不具合」があるとして、リコール(回収・無償修理)すると発表した。

 中国北車が上海株式市場に提出した声明によると、リコール対象となるのは同社子会社の長春軌道客車(Changchun Railway Vehicles)が製造した「CRH380BL」型の車両54編成。

 北京・上海高速鉄道では先に、車両トラブルが相次いで遅延が発生する事態が起きており、中国北車は今週、中国当局の命令に基づいて同型車両の出荷を一時的に停止すると発表していた。同社によると、トラブルの原因は自動列車停止装置だったという。国内メディアは、装置が不必要に作動して走行中の列車が減速したり停止したりしたと報じていた。

 12日の中国紙「21世紀経済報道(21st Century Business Herald)」によると、リコールによって北京・上海高速鉄道の運行本数は約25%に影響が出るとみられる。同紙は北車広報の話として、リコール原因は部品の故障で、費用は独シーメンス(Siemens)などの供給元も負担すると伝えている。(c)AFP