クリスチャン・ルブタン、「レッド・ソール訴訟」で敗訴
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【8月11日 AFP】米ニューヨーク(New York)の連邦地裁は10日、仏シューズデザイナーのクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)が、ブランドの象徴である「レッド・ソール」の独占権を主張し仏ブランド「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」に損害賠償を求めた訴えを退けた。
ルブタンは、真っ赤な靴底「レッド・ソール」はブランドの魂だと主張。サンローランが2011年クルーズ・コレクションで発表した赤い靴底の商品は「商標権侵害、不正競争、出所の虚偽」にあたるとして4月にニューヨークで100万ドル(約7650万円)の損害賠償を求める訴えを起こしていた。
一方サンローラン側は、同社は1970年代にも赤い靴底を持つシューズを発表していたと主張し、レッド・ソールがルブタン独自のアイディアだという説を一蹴(いっしゅう)した。サンローラン側は、赤い靴底のアイデアは「ルイ14世(Louis XIV)の赤いヒール付きダンスシューズや、『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』で有名な(主人公)ドロシーのルビーの靴」から来たものだとしていた。
地方裁判所のヴィクター・マレーロ(Victor Marrero)判事は、赤い靴底のブランドとして広く認知されているとしても、イヴ・サンローランのような競合が同様の手法をとることを妨げることはできないと判決を下した。
マレーロ判事は、彼自身ルブタンの靴の心酔者であると明かしながら、「ファッション業界では、色は美的かつ装飾的な機能をもっており、厳しい競争においては不可欠な要素となっている。ルブタンの赤い靴底が商標保護を受ける資格があると証明することは困難だと判断した」と判決理由を語った。
ルブタン側の弁護士は、今回の判決について本人は「心底落胆している」と語る。「判事はルブタンのレッド・ソールが有名でよく知られていると認めたものの、ファッション業界では、単一色を商標として使用することができないと結論付けたように見える」
弁護士はさらに「我々は現在すべての選択肢を検討している」と語った。(c)AFP/Sebastian Smith
【関連情報】
◆C・ルブタン、「レッド・ソール」の訴訟について語る
◆クリスチャン・ルブタン、イヴ・サンローランに賠償訴訟
ルブタンは、真っ赤な靴底「レッド・ソール」はブランドの魂だと主張。サンローランが2011年クルーズ・コレクションで発表した赤い靴底の商品は「商標権侵害、不正競争、出所の虚偽」にあたるとして4月にニューヨークで100万ドル(約7650万円)の損害賠償を求める訴えを起こしていた。
一方サンローラン側は、同社は1970年代にも赤い靴底を持つシューズを発表していたと主張し、レッド・ソールがルブタン独自のアイディアだという説を一蹴(いっしゅう)した。サンローラン側は、赤い靴底のアイデアは「ルイ14世(Louis XIV)の赤いヒール付きダンスシューズや、『オズの魔法使い(The Wizard of Oz)』で有名な(主人公)ドロシーのルビーの靴」から来たものだとしていた。
地方裁判所のヴィクター・マレーロ(Victor Marrero)判事は、赤い靴底のブランドとして広く認知されているとしても、イヴ・サンローランのような競合が同様の手法をとることを妨げることはできないと判決を下した。
マレーロ判事は、彼自身ルブタンの靴の心酔者であると明かしながら、「ファッション業界では、色は美的かつ装飾的な機能をもっており、厳しい競争においては不可欠な要素となっている。ルブタンの赤い靴底が商標保護を受ける資格があると証明することは困難だと判断した」と判決理由を語った。
ルブタン側の弁護士は、今回の判決について本人は「心底落胆している」と語る。「判事はルブタンのレッド・ソールが有名でよく知られていると認めたものの、ファッション業界では、単一色を商標として使用することができないと結論付けたように見える」
弁護士はさらに「我々は現在すべての選択肢を検討している」と語った。(c)AFP/Sebastian Smith
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