【8月4日 AFP】英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the WorldNOTW)」(廃刊)による電話盗聴スキャンダルに関連して、元ビートルズのポール・マッカートニー(Paul McCartney)さんの前妻ヘザー・ミルズ(Heather Mills)さんが3日、自身も別の大衆紙に盗聴されていたと証言した。

 英国放送教会(BBC)の番組に出演したミルズさんは、マッカートニーさんと交際していた2001年、大衆紙デーリー・ミラー(Daily Mirror)や日曜紙サンデー・ミラー(Sunday Mirror)、娯楽誌ピープル(People)などを発行するミラー・グループ(Mirror Group)の記者がミルズさんに電話をかけてきて、マッカートニーさんがミルズさんの留守番電話に残した伝言メッセージを、一字一句たがわず口にしてみせたと語った。

「盗聴していたのは明らか。記事にしたら警察に通報してやるわよ、と言ってやった。わたしたち(ミルズさんとマッカートニーさん)は恋人関係にあったから、会話も極めてプライベートな内容だったから」(ミルズさん)

 ミルズさんの剣幕に、電話してきた記者は「分かった、分かった。留守電メッセージは聴いたけど、記事にはしない」と答えたという。

 すでにデーリー・ミラーとサンデー・ミラーの元記者らは、盗聴が横行していたことを認めている。しかし、ミラー・グループの親会社トリニティ・ミラー(Trinity Mirror)は3日、BBCに宛てた声明で、すべての取材は法に則り、報道苦情委員会(Press Complaints CommissionPCC)が定める規範に従って行われていると主張した。

 ミルズさんはマッカートニーさんと2008年に離婚している。(c)AFP