英警察、ハッカー集団の広報役とみられる18歳少年を逮捕
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【7月28日 AFP】英ロンドン警視庁は27日、国際的ハッカー集団「アノニマス(Anonymous)」と「ラルズ・セキュリティー(Lulz Security)」の広報担当とみられる18歳の少年を、英国北部スコットランド沖のシェトランド諸島(Shetland Islands)で逮捕したと発表した。少年は「トピアリー(Topiary)」の名で両ハッカー集団の広報役を務めていたとみられる。
このほか、関連の捜査でイングランド東部リンカンシャー(Lincolnshire)州に住む17歳の少年が事情聴取と家宅捜索をうけたが、この少年は逮捕されていない。
「ラルズセック(LulzSec)」とも呼ばれる「ラルズ・セキュリティー」は、米中央情報局(CIA)、米上院、ソニー(Sony)などのウェブサイトが狙われた一連のハッカー攻撃で、犯行声明を出している。
前週には「アノニマス」の攻撃によって、ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏傘下の英ニューズ・インターナショナル(News International)が発行する英大衆紙サン(The Sun)のウェブサイトに「マードック氏が死んだ」とのデマ記事が掲載され、同社のサイトが一時閉鎖された。
両ハッカー集団は27日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」への寄付金の取り扱いを拒否した米オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」に対する報復として、ペイパル利用のボイコットを呼びかける共同声明を出している。(c)AFP/Sam Reeves
このほか、関連の捜査でイングランド東部リンカンシャー(Lincolnshire)州に住む17歳の少年が事情聴取と家宅捜索をうけたが、この少年は逮捕されていない。
「ラルズセック(LulzSec)」とも呼ばれる「ラルズ・セキュリティー」は、米中央情報局(CIA)、米上院、ソニー(Sony)などのウェブサイトが狙われた一連のハッカー攻撃で、犯行声明を出している。
前週には「アノニマス」の攻撃によって、ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏傘下の英ニューズ・インターナショナル(News International)が発行する英大衆紙サン(The Sun)のウェブサイトに「マードック氏が死んだ」とのデマ記事が掲載され、同社のサイトが一時閉鎖された。
両ハッカー集団は27日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」への寄付金の取り扱いを拒否した米オンライン決済サービス「ペイパル(PayPal)」に対する報復として、ペイパル利用のボイコットを呼びかける共同声明を出している。(c)AFP/Sam Reeves