【7月15日 AFP】元米大リーグ(MLB)投手のロジャー・クレメンス(Roger Clemens)被告が禁止薬物の使用について偽証したとして起訴された裁判で、ワシントンD.C.(Washington D.C.)の連邦地裁は14日、検察官の証拠の取り扱いに違反があったとし、審理の無効を言い渡した。

 レジー・ウォルトン(Reggie Walton)判事は、検察側が陪審員に提示した証拠が不適切だったため、クレメンス被告が公平な審理を受けられない可能性があるとして、審理無効を宣言。再審理を行うかどうかについて9月2日に公聴会を行うと述べた。

 7度のサイ・ヤング賞(Cy Young Award)受賞を誇るクレメンス被告は、2008年に行われた米議会下院政府改革委員会(House Oversight and Government Reform Committee)の公聴会で、MLB在籍時にステロイドやヒト成長ホルモン(Human Growth Hormone、HGH)を使用したことはないとする証言し、これが偽証罪、虚偽の陳述および公聴会の妨害にあたるとして起訴されている。(c)AFP

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