【7月12日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー・メジャー第3戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2011)は11日、日没サスペンデッドのため順延となっていた最終ラウンドの残りが行われ、柳簫然(Ryu So-Yeon、ユ・ソヨン、韓国)がソ・ヒギョン(Seo Hee-Kyung、韓国)とのプレーオフを制し、メジャー大会初制覇を飾った。

 通算2アンダーから順延された最終ラウンドの残り3ホールに臨んだ柳簫然は、最終18番ホールでバーディーを奪い、前日に通算3アンダーの首位でホールアウトしていたソ・ヒギョンに並んで、トロフィーの行方を3ホールの合計スコアで争うプレーオフに持ち込んだ。

 両者はプレーオフ1ホール目をパーセーブしたものの、2ホール目でソ・ヒギョンがバンカーにボールを打ち込みボギーとし、一方の柳簫然はバーディーを奪って2打差をつけた。プレーオフ3ホール目でもバーディーを奪った柳簫然が優勝を手にした。

 韓国人選手としては大会5人目となる優勝を果たした柳簫然は「信じられない。全力を尽くして、できることを全てしました」と語った。

 3位に通算1アンダーでクリスティ・カー(Cristie Kerr、米国)、4位にイーブンパーでアンジェラ・スタンフォード(Angela Stanford、米国)、5位に1オーバーで宮里美香(Mika Miyazato)が続き、6位タイに2オーバーで宮里藍(Ai Miyazato)、カリー・ウェブ(Karrie Webb、オーストラリア)、朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク、韓国)が並んだ。(c)AFP