【7月5日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2011)の男子シングルスで初制覇を飾り、世界ランキング1位に登り詰めたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が4日、母国セルビアに凱旋し、数万人が首都ベオグラード(Belgrade)の国会議事堂近くのニコラ・パシッチ広場(Nikola Pasic Square)に集まった。

 同広場には若者が多く集まり、セルビア国旗や「ノール(ジョコビッチのニックネーム、Nole)、愛してる」、「ノールはキング」などと書かれたプラカードを掲げた。

 国会議事堂前に作られたステージに笑顔のジョコビッチが現れ優勝トロフィーを掲げると、集まったファンは熱狂的な歓迎ぶりをみせ、その雰囲気は絶頂に達した。

 ジョコビッチは、3日に行われたウィンブルドン選手権男子決勝で、前回大会王者で大会第1シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を6-4、6-1、1-6、6-3で下し、自身初の同大会制覇を遂げている。(c)AFP