【6月29日 AFP】国際通貨基金(IMF)は28日の理事会で、次期専務理事に、フランスのクリスティーヌ・ラガルド(Christine Lagarde)経済・財政・産業相(55)を選出したと発表した。IMFトップの座に女性が就くのは初めて。

 ラガルド氏は、欧州を揺るがした金融危機の際に見せたリーダーシップで評判が高い。ホテルの女性従業員への性的暴行容疑で逮捕され、5月に突然辞任した前専務理事のドミニク・ストロスカーン(Dominique Strauss-Kahn)の後任となる。

 専務理事選では、メキシコのアグスティン・カルステンス(Agustin Carstens)中央銀行総裁も立候補していたが、米国や欧州各国がラガルド氏を強く支持。また、欧州による65年間のIMFトップ独占で、新興国から批判があったものの、最終的にはブラジルや中国、ロシアなどの主要新興国もラガルド氏への支持を表明した。

 ラガルド氏は7月5日に就任し、任期は5年。(c)AFP/Paul Hndley