【6月28日 AFP】ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの半生を描いた映画でスー・チーさんを演じたマレーシア出身のハリウッド女優ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh)さん(48)が、ミャンマーの空港で入国を拒否され、その場で国外退去を命じられた。ミャンマー軍政の高官は28日、ヨーさんはミャンマー政府の「ブラックリスト」に登録されていると語った。

 軍政高官は匿名を条件にAFPの取材に応じ「(ヨーさんが)ミャンマーに再び入国する機会はなかった。ヤンゴン国際空港(Yangon International Airport)に到着してすぐに国外追放された」と語った。また別の高官は「(ヨーさんは)ブラックリストに登録された」と語った。ブラックリスト入りの理由については説明を拒否した。

 スー・チーさんの半生を描いた映画は、フランスのリュック・ベッソン(Luc Besson)氏が監督し、タイで極秘で製作が進められてきた。スー・チーさん役の撮影を終えたヨーさんは前年12月に、ヤンゴン(Yangon)にあるスー・チーさんの自宅を訪問していた。映画は年内公開予定。

 ミシェル・ヨーさんは1997年の『007/トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)』でボンドガールを演じて世界的に有名になった。その後は『グリーン・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon)』や『SAYURI(Memoirs of a Geisha)』などに出演している。(c)AFP

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