ロシア旅客機、不時着失敗で炎上 44人死亡
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【6月21日 AFP】(一部更新)ロシア連邦北西部、カレリア共和国で20日深夜、ルスエアー(RussAir)のモスクワ(Moscow)発ペトロザボーツク(Petrozavodsk)行き旅客機ツポレフ134が、空港近くの高速道路に不時着しようとして失敗、報道によると44人が死亡した。
モスクワ郊外ドモジェドボ(Domodedovo)の空港から飛び立った同機は、現地時間の真夜中近くに空港から約2キロ離れた高速道路に不時着しようとしたが、道路にたたきつけられ、炎上した。
同共和国非常事態省の現地事務所によると、午後11時40分にパイロットとの交信が途絶えた。重傷を負っている生存者8人がペトロザボーツクの病院へ搬送された。
ロシア通信(RIA)によるとロシア連邦捜査委員会のウラジーミル・マルキン(Vladimir Markin)報道官は「搭乗していたのは乗客乗員計52人で44人が死亡、8人が負傷したというのが最新の情報だ」と述べた。記者会見では、航空輸送法の側面から刑事捜査を開始したと発表した。
事故の原因は現在のところ不明だが、ロシアの24時間報道テレビ局ヴェスチ(Vesti)は航空関係筋の情報として、事故現場付近が当時、悪天候だったと伝えている。人為的原因の可能性も排除されていない。
一夜明けた21日、同省は生存者8人のうち2人は、極東サハリン(Sakhalin)島出身のアナスタシア・テレヒナ(Anastasia Terekhina)ちゃん(14)とアントン・テレヒン(Anton Terekhin)君(9)の姉弟だと発表した。一緒に搭乗していた母親のオクサナ(Oksana)さんはこの事故で亡くなった。また生存者の中に1人だけ搭乗員がいるという。(c)AFP