【6月11日 AFP】ドイツ警察は、20歳の女性を1年近くにわたって監禁し、奴隷扱いしていた容疑で、同国南西部ハスマースハイム(Hassmersheim)の家族3人を逮捕した。検察当局が9日、発表した。

 女性が前週、監禁されていた住宅から逃げ出したことで事件は発覚した。警察特殊部隊が8日、家族の住宅を家宅捜索し、女性を監禁して暴力的に家事を強制していた疑いで夫婦と息子の3人を拘束した。父親には性的暴行の容疑もかかっている。また、捜査関係筋によると、息子は未成年だという。

 モスバッハ(Mosbach)検察は、声明を発表し、「監禁されている間、被害者は繰り返し虐待され、屈辱を受け、脅迫され続けた」と述べた。「(家族は)暴力をふるって脅すことで、脱出へのいちるの望みを絶ち、被害者に家事を強要した疑いが強く持たれている」

 また、フランツヨゼフ・ヒーリング(Franz-Josef Heering)検察官は、AFPの取材に対し、被害者と家族は全員ドイツ国籍で、事件前から知り合いだったと述べた。(c)AFP