【6月10日 AFP】国際原子力機関(IAEA)は9日、2007年にイスラエルの空爆によって破壊されたシリアの施設が、秘密裏に建設された原子炉だったとの疑惑について、国連(UN)安全保障理事会へ付託する決議を採択した。

 ウィーンの本部で開会中のIAEA定例理事会(35か国)では、米国が提案した国連安保理への付託について17か国が賛成、安保理で拒否権を持つ中国・ロシアを含む6か国が反対、11か国が棄権し、決議は採択された。(c)AFP/Simon Morgan