【6月10日 senken h】幼い頃、「ハリー・ポッター(Harry Potter)」のような魔法使いに憧れたことがありませんか。オトナになっても、そんな思いに駆られることはあるかもしれない。今回は「ミラクル」が潜む邦画3編に注目してみたい。

■『パラダイス・キス』 <公式サイト>
 世界14言語に翻訳され、累計600万部を突破した人気コミックを実写映画化した『パラダイス・キス』。原作者は、あの話題作『NANA』の矢沢あい。ファッション業界を目指す専門学校生(向井理)がショーのモデルを、有名進学校の女子高生(北川景子)に依頼したことから始まる、予期せぬ未来への希望に輝くミラクルラブストーリー。「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」や「ドレスキャンプ(DRESSCAMP)」ほか約130ブランドが、こだわりの作品(一部オリジナル制作もあり)提供により、ストーリーをより一層華やかに彩ってくれる。映画版独自のエンディングにも乞うご期待。
 
■『奇跡』 <公式サイト>
 タイトルからしてそのものズバリな『奇跡』。監督として世界的にその名の知れた是枝裕和、待望の新作だ。両親の都合で離ればなれに暮らす兄弟(実生活でも兄弟の小学生漫才コンビ「まえだまえだ」)とその友人たちを軸に、子供たちのピュアな感性を際立たせる、大人たちを巻き込んで繰り広げる夢の計画。それは九州新幹線全線開業日に、新幹線がすれ違う瞬間を目撃すると奇跡が起こるというもの。さまざまな家族の現実をコドモ目線で描写。脇を固めるキャスティングに加え、「くるり」の音楽もまた絶妙だ。

■『東京公園』 <公式サイト>
 同じく国際的に知名度のある監督、青山真治の新境地ともいうべき『東京公園』。三浦春馬演じるカメラマン志望の大学生、光司が見知らぬ男から引き受けたのは、1人の美しい子連れ女性を尾行して写真を撮ること。半ば戸惑いながらも、東京随所の公園を訪れシャッターを切る彼の心のよりどころ的存在の2人の女性、幼なじみ(榮倉奈々)と義理の姉(小西真奈美)。彼女たちを交え、どこか不思議な香りが漂いつつも、温かな心が通う物語が展開する。スクリーンに広がる東京の風景に、新たな魅力を再発見するだろう。(c) senken h / text:宇佐美浩子

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