【6月6日 AFP】5日に行われたポルトガル議会(一院制、定数230)選挙は即日開票され、中道右派野党・社会民主党が第1党になるのが確実な情勢となった。前政権下で厳しい財政緊縮策と引き替えに実施が決まった欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による780億ユーロ(約9兆円)の金融支援を引き継ぐことになる。

 選管が発表した開票率80%時点の途中集計結果で、社会民主党の得票率は40.6%と、ジョゼ・ソクラテス(Jose Socrates)首相率いる与党の中道左派・社会党の28.5%を大きく引き離している。

 社会民主党は単独過半数には達しない見込みで、得票率10.9%で第3党に躍り出た古くからのパートナー、中道右派野党・民衆党と連立政権を樹立する可能性が出てきた。
 
 敗北が濃厚となったことを受け、ソクラテス首相は首都リスボン(Lisbon)で支持者を前に演説し、党首を辞任する意向を表明した。(c)AFP/Daniel Silva