【5月29日 AFP】11F1第6戦モナコGP(Monaco Grand Prix 2011)は28日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel、ドイツ)がトップタイムとなるベストラップ1分13秒556を記録し、ポールポジションを獲得した。

 今季5度目の予選1位を獲得したベッテルは、29日に行われる決勝で初のモナコ制覇を目指す。
 
 2番手には1分13秒997を記録したマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button、英国)、3番手には1分14秒019でレッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)、4番手には1分14秒483でフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)が続いた。

 また、モナコGPで6度の優勝を誇るメルセデスGP(Mercedes GP)のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)が1分14秒682で5番手につけている。

 予選の途中ではザウバー(Sauber)のセルヒオ・ペレス(Sergio Perez、メキシコ)が高速でクラッシュを起こし、30分以上セッションが中断された。
 
 ザウバーは、医師の診察の結果ペレスが脳振とうを起こし、大腿部を負傷したため決勝に出場しないと発表している。

 ペレスのチームメイトである小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は、1分15秒973で13番手で予選を終えている。(c)AFP