【5月23日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は23日、プライベートなソーシャルネットワークサービスを構築し、メンテナンスが必要なときなどに、あたかも車がツイート(つぶやき)をしたかのように、ドライバーの携帯端末に情報を発信するサービスを提供すると発表した

 サービス名は「トヨタフレンド」。米クラウドコンピューティング企業「セールスフォース・ドットコム(Salesforce.com)」と提携して、電気自動車やハイブリッド車のオーナー向けに2012年から提供する予定。

 充電を促す情報などを、車からの「ツイート」として、スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレット型端末、その他の携帯機器に送ることができるという。

 トヨタはこのサービスについて「トヨタのお客様と、車、販売店、メーカーをつなぐプライベートなソーシャルネットワーク」と説明した。

 トヨタとセールスフォースは、トヨタの顧客向けIT事業会社トヨタメディアサービス(Toyota Media Service)に、トヨタが4億4200万円を出資し、セールスフォースが2億2300万円を出資する。また、4月にトヨタと戦略的パートナーシップを発表したマイクロソフト(Microsoft)もトヨタメディアサービスに3億3500万円を出資する。(c)AFP