【5月17日 AFP】(一部更新、写真追加)17日付の独紙ビルド(Bild)は、カーラ・ブルーニ(Carla Bruni)仏大統領夫人(43)が妊娠していることを、ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領の父親が明かしたと報じた。

 パル・サルコジ(Pal Sarkozy)氏(82)は、ビルド紙に「孫ができてうれしい」と語った。ビルド紙は欧州で最も読者数が多い新聞だ。

「(サルコジ夫妻は)赤ちゃんの性別を知りたくないそうだが、私は女の子だと確信してるね。カーラみたいな美人だよ」(パル・サルコジ氏)

 カーラ夫人が16日昼に民放テレビTF1に生出演すると発表があったことから、報道陣の間ではテレビでの妊娠発表もあり得るとみられていた。

 番組の司会者は、カーラ夫人が取り組んでいる非識字の子どもたちのためのチャリティー活動についてしばらく質問した後、「私生活について他人からとやかく言われるのはお好きではないのは分かっていますが、ただ、あなたにおめでとうございますと言いたいんです」と話した。

 するとカーラ夫人は「私もですよ」とだけ答えたところでインタビューは終わった。この謎めいた発言で懐妊したのではとの見方が強まっていた。

 カーラ夫人は、2001年に息子を出産している。また、カーラ夫人と2008年2月に結婚したサルコジ大統領にも、カーラ夫人との結婚前の過去2度の結婚で1985年、1986年、1997年に生まれた3人の息子がいる。

■出産時期と大統領選

 元モデルでもあるカーラ夫人だが、体にピッタリした服を着ている姿がここ最近は見られていない。現在、妊娠何か月であるのかは不明だが、大統領選挙戦の間に出産するのではないかと推測されている。第1回投票は4月、決選投票は5月に行われる。

 サルコジ大統領は正式な出馬表明はしていないが、その意思があるのは明らかだ。しかし、世論調査では苦戦を強いられており、ある調査での支持率はわずか20%だった。選挙に向けたこの時期の現職大統領としては過去最低だという。

 赤ちゃん誕生というニュースが大統領の攻撃的なイメージを軟化させ、国を代表する優しい父親像を作ることができれば、カーラ夫人のうれしいニュースがプラスの効果を与える可能性もある。

 大統領任期中にカーラ夫人が出産すれば、サルコジ大統領は現職中に父親になった初の仏大統領となる。アラン・ジュペ(Alain Juppe)外相は首相だった1995年に第3子をもうけている。

 英国では前年、デービッド・キャメロン(David Cameron)首相夫妻に4人目の子どもが生まれた。そのちょうど10年前には当時のトニー・ブレア(Tony Blair)首相にも息子レオ(Leo)君が生まれている。(c)AFP/Nadege Puljak

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